オキナワ・マリンアカデミア

沖縄天然水族館とは

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沖縄天然水族館は、沖縄全島の中から特に生態系が豊かな天然のラグーン(インリーフ)11ヵ所を選び、そこに広がるサンゴ礁における命の繋がりを同じ空間で体感して頂く事をテーマとして、様々なマリンライフツアー(海洋生物観察ツアー)を行っています。
その数多の生きのもの命の揺りかごとなる自然界のサンゴ礁を実際に観察して頂き、ご帰宅後にもこのホームページ上で様々な情報を得る事も又、サンゴの保全保護の為の情報交換ができるコンテンツを作って参ります。

サンゴの豆知識

・サンゴは植物のように見えますが、イソギンチャクやクラゲと同じ仲間の刺胞動物門の生物です。
・サンゴの種類は、世界で800種以上、日本国内ではその内の約400種前後を見る事が出来ます。
・サンゴには、堅い石灰質(炭酸カルシウム)の骨格をもつ造礁サンゴ(ハードコーラル)と、礁を形成しない軟体サンゴ(ソフトコーラル)に分かれます。
・サンゴ礁とは、骨格を持った造礁サンゴや、石灰藻、有孔虫、貝類など石灰質骨格を形成する様々な造礁性生物が一体となって作り上げる生態系及びその地形を意味し、そこは海の生物の居住空間や産卵場所として「生物多様性の極致」とも呼ばれています。
・沖縄の海では壮大なサンゴ礁が広がっている事で知られ、世界屈指の自然環境を誇っていましたが、近年の地球温暖化や二酸化炭素の吸収による海水の酸性度の上昇等によるサンゴの白化現象や、赤土の流出などによる死滅、そしてオニヒトデの大量発生による食害により、多くのサンゴ礁が危機にさらされています。
・私達沖縄天然水族館のグループでは、離島では宮古島でサンゴ保全の取り組みを、本島では恩納村でサンゴ再生の取組を行っています。

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「サンゴ礁の海を育む」活動

私たちは「サンゴ養殖や植え付け」により、母サンゴを育てます。
母サンゴが産卵することにより、幼生によって、サンゴ再生を早めます。

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場所の選定

1.幼生の拡散を考慮します。
2.管理面を考慮して、漁港周辺に養殖場と植え付け場を設定します。
3.陸水の影響を考慮します。
4.サンゴ礁域の帯状構造を考慮し、サンゴ帯に入っている場所に設定します。
5.水深、波浪、流れなどを考慮し、作業性の良い場所を選びます。
6.生育の良い岩を選びます。

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